異業界から介護業界への転職

 

<異業界から介護業界への転職>

~経験者も必見・介護職の心得~


 介護の仕事は離職率が高いといわれるが、その大きく占める要因が、給与面や体力面ではなく人間関係なのである。もちろん給与や体力で辞める人も多いが、それ以上に苦痛なのは職場環境である。体力に自信のある人は夜勤専従やダブルワーク(非正規)をしてお金を稼げば良く、また介護の仕事が大好きな人はボランティアに行けば良い。しかし人間関係による精神的苦痛に関しては、どれだけ体力があって介護が大好きでもこればっかりは長続き出来ないものである。周りからの陰口や喧嘩が絶えない状態で、平然と仕事できるメンタルの強い人はそうそういないものだ。



【介護職の処世訓】


介護施設の仕事をうまくやっていく方法

  以下の考え方や心構えを持つことが大切である。特に男性職員はただでさえ女性の多い職場だけにこれらを留意すべきである。


1. 陰口は言わない ※男性職員は鉄則である
2. 自分のやり方に自信過剰にならず、またそれを強要しない
3. 自分のやり方や考え方が、正解でも不正解でもないと思うべし
4. 他の人の考え方を非難しない
5. 他の人のチェック魔にならない
6. 他の人に対して優越感や劣等感に持たない
7. 誰でも得手不得手があるが、常にお互いが補い合う精神をもつ
8. 良かれと思って、何でも自分ひとりでしたり他の人より多く仕事をやってしまわない
9. 自分の良さを前面に出すために他の人と差がつくくらいの介護サービスをしない
10. 他業界から培った管理力や事務処理能力の自負心により介護業界を軽く見ない
11. 利用者からの指名を誇りではなく個人プレーと思うべし
12. 自分ができる事をできない人に対して寛容な態度を取るべし
13. 人がやった体位交換などを後でチェックし気に入らなかったら直すことはNG

 上記でチームワークや協調性に必要なのは7.8.9である。上記ができない場合は会社組織に向いておらず、個人のホームヘルパーや家政婦が向いている。



 今後の記事では上記項目をかいつまんで説明させていただいます。これから介護転職を検討される異業界の方は必見です。乞うご期待。